第634回東京都青少年健全育成審議会

○会長 それでは、ご覧いただけたようですので、各委員から順次ご意見をお願いいたします。
■■委員からお願いいたします。
○■■委員 指定でお願いします。
○■■委員 私も指定でお願いします。
○■■委員 私も指定でお願いします。
○■■委員 指定でお願いいたします。
○■■委員 指定該当でいいかと思います。
○稲葉委員 指定でお願いします。
○鵜飼委員 指定に該当すると思います。
○中村委員 指定でお願いいたします。
○■■委員 指定該当でいいです。
この聴き取り内容のところに薬物使用とい う言葉が 2 回ほど出てくるんですね。ずっと確
認 したんですが、薬物使用らしきものが見つからなかったので、多分、一番最初に出てくる
催淫剤 らしきものの話のことなのかなと思いました。薬物使用のことをもし書いているのだ
とすれば、さらにハー ドルはもうちょっと厳 しくなるのかなと。つまりもっと指定の頻度は
高くなるのかなと思います。特に、作品の中で性行為だけじゃなくて薬物使用についてはか
なり厳 しく見ていただきたいなと。これは事務局のほうに要望を出しておきます。
それと、同じように聴き取り内容の中で見ると、これは前からずっと言っていることです
が、「青少年が買 うかどうかわからない」とか 「青少年が性的興奮をするかどうかわからない
から」とい うのが、これは指定該当の方にも、それから保留の方にも、非該当の中にもある
んですけれども、青少年がとるかどうかわからないとい うレベルであれば、それが指定非該
当や保留の理由にはならないなとい うので、この辺がやっぱりまだ、聴き取っているのは業
界の方々ですから、なかなか認識が伝わっていないのかなと思 うので、これも改めて、その
方々にも周知徹底ですね。あくまでゾーニングなんだから、青少年が興奮を覚えるからだめ
だとかとい う意味ではなくて、これは買わないだろうとか、覚えないだろう、だからいいじ
ゃなくてとい うことを理解 していただくように促 していただきたいと思います。
以上です。
○■■委員 指定でお願いいたします。
○■■委員 指定でいいと思います。
○■■委員 指定でいいと思います。
○■■委員 指定でよいと思います。
○■■委員 指定でお願いします。
○坪内委員 結論の前に、私も一言意見を言わせていただきます。
今回も含め、■■委員さんが毎回おっしゃっているように、自主規制団体の方がやはり十
分に条例内容を理解されていないように思います。先ほど■■委員さんが指摘した以外に、
「犯罪行為のほうが気になる」と言っているのに保留とい うのが書いてあるんですね。これ
は、犯罪行為も基準上は指定該当の基準になっているはずですので、こうい うような誤解を
しているとい うこと自体、やはりもう少しどうにかしなきゃいけないのかなとい うふ うには
思っています。
結論で言 うと、もちろん指定でお願いします。
○山下委員 指定でお願いいたします。
○会長 わかりました。
委員の皆様、全員が指定該当とい うご意見でございますので、指定とい うことで答申して
よろしゅうございましょうか。
(「異議なし」の声あり)
○会長 それでは、指定とい うことで答申をさせていただきます。


第633回東京都青少年健全育成審議会より


・有害図書の指定
16人中16人の指定該当の決により、『愛の体験スペシャルDX 2013 4月号』 が指定図書となりました。

第24条
2 審議会の議事は、出席した委員(会長である委員(第22条第3項の規定により会長の職務を代理す
る委員を含む。)を除く。)の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。


東京都青少年の健全な育成に関する条例(PDF)より


委員数は全20名で、会長を除く19名が多数決の権利を有する。そのため3名の欠席が有った事が分かる。
本来ならこの「委員16人中16人の指定該当」の方が重要な意味があるはずですが、
この数字が記載されていません。

反して、自主規制団体の意見は、あくまで参考意見であり、
その指定該当、非該当の人数には何の意味もありません。
自主規制団体の多数決数の削除、そして委員の多数決数の記載をすべきであると思います。


・審議の過程
東京都青少年健全育成審議会では、「個別指定」という方法で有害図書を決めています。
一定ページ数以上の性表現が描かれていれば、全ての図書が有害図書となってしまう「包括指定」と違い、
「個別指定」は内容を吟味し、委員会での審議によって指定するものであるため、
その「指定理由」が大きな意味を持ちます。

指定理由の重要性は以下のようなものが考えられます。
1:指定図書は販売店での扱いのし難さ(販売、包装、陳列方法に、重い罰則のある義務が存在する)から、
敬遠される傾向にあり、販売店は勿論、出版社にも不利益を被らせるため。
2:東京都青少年の健全な育成に関する条例 第9条の3(表示図書類に関する勧告等)によって、複数回の有害図書指定により、出版社にペナルティが課されるため。

指定理由が示されなければ、出版社はこれらを回避することができません。
毎月必ず有害図書が指定されるのは、表現が過激になっているからではありません。
審議会が情報提供を怠った、怠慢にその責があります。
委員の方たちには、指定該当となったその理由をはっきりと仰って頂きたいと思います。


・自主規制団体への周知徹底
自主規制団体の意見に対して苦言をしている委員の方がいらっしゃいますが、
上記に記したように、自主規制団体の意見はあくまで参考意見でしかありません。
そのため、自由に意見をするのが望ましいと私は思います。
それに反して、同じく上記したように、委員の方の意見の方が重要であります。
なぜこの委員の方は自分の指定理由は言わずに、自主規制団体に対して苦言を呈しているのか分かりません。
皮肉を言わせて貰えば、この方のほうが条例の趣旨、そしてご自分の立場が分かっていないのではないかと思いました。


・作品内の薬物という表現
薬物という表現に対して、意見が出されましたが、
現条例内の有害図書の基準には、薬物に関する記載はありません。
つまり、新たな基準として、薬物表現に対して規制を行うべきではないか、と言う意見のようです。

意見としてはかなり唐突に出された印象で、
今回の指定図書内では、委員本人が言うように薬物表現がありません。
表現された現物も無しに、青少年への影響を思慮することができるのか、甚だ疑問であり、
現に委員本人から、青少年への影響についての言がありません。
新たな表現規制の話をするのなら、他の委員の方ともしっかりと審議していただきたい。
これは、それほど重要な話題のはずです。
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by k1kuraki | 2013-05-11 00:09 | 都条例